Team-SKY30 サイトのPVを増やそう計画

サイトとSNSとの親和性を考える

公開日:

おはようございます。

加藤です。

チームSKYで取り組んでいるAdSense Japanで開催中の「AdSense Big Challenge」ももうすぐ終了です。

チームSKYは「SNSからのサイトへの流入を1月の3倍にする」という事で3月の1ヶ月取り組んでいます。

※かなり長文になりましたので、全部読むのは面倒臭いよ!という方は

こちら

に飛んでください。

1.SNSから流入させるのはむずかしい

PAK86_nayamubiz20131223500

 

まずは前提。

サイト運営のアドバイスを求められる時、

「ソーシャルボタンを置きたい!ソーシャルボタンを置くと拡散とかされてバズるんでしょう?」

的な事を言われることがありますが、そんなことはほとんど無いと思います。

人の行動は理由に基づいているので、例えば「内容が極めて高度で有益」であったり「誰も知らない最新の情報」や「とても面白い」「写真がキレイでハイセンス」「歴史があり信頼に足るサイト」などの要素が無いと、SNSでシェアされることはあまりありません。

SEO(検索最適化)と同じように、SNSとの親和性を高めるのも相応の戦略が必要です。

ユーザーが「閲覧しシェアする理由」をきちんと構築していかなくてはなりません。

検索ワードに対してより多くの価値をユーザーに提供するSEOと異なり、SNSからの流入は「ユーザーからユーザーへの拡散」を考えます。

私は今までこれが苦手であまりSNSを重視していませんでしたが、「AdSense Big Challenge」をきっかけに少し見直してみることにしました。

2.タイトル付けは大事だが、今回はそこでは戦わない

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SNSからの流入を目的とするとき、タイトルはSEOとは違う意味で極めて重要です。

SNSのタイムラインに掲載されたとき、思わず読みたくなるようなタイトルは有利です。

しかし今回は、そこには手を入れないことにしました。理由は2つ。

①サイトに合わない

②誇張したタイトルは個人的に嫌い

①サイトに合わない

今回の取り組みでは

http://sqool.net/

私はこのサイトを対象にしています。ゲームの攻略情報サイトです。

パズドラ 究極光カーリーパの編成(サブ)について徹底解説!

伝説のレギオン クエストNo.7 急募!この荷物を届けて! 攻略

こんな感じの記事タイトルがメインです。

これを例えば

【パズドラの究極光カーリーパ】**をノーコンクリア可能なお勧め編成5つ

【高難度】伝説のレギオンのクエストNo.7を簡単に攻略する方法

などにもできますが、こうすると記事タイトルの意味合いはかなり変わります。

前者は「目次」的な役割を持つもので、後者は「看板」的な役割を持ちます

ゲーム攻略サイトにおいては、攻略記事は「目次」が適していると考えています。ユーザーは「自分か欲している攻略情報に素早くたどり着きたい」のです。面白いタイトルはほとんど求められていません。

話が若干逸れますが、「目次」的なタイトルが並ぶ攻略コーナー以外の読み物的なコンテンツも必要だろうと考えています。
それは今後「ブログ」コーナーを充実させることで補う予定です。
本来SNSとの親和性はこちらの方が高いのですが、コンテンツがまだ未熟なので今回はここは無視しています。今後の課題ですね。

②誇張したタイトルは個人的に嫌い

~~が××な10の理由

みたいなタイトルをSNSやまとめブログでクリックして、がっかりしたことは有りませんか?

恋愛系、学習系、等に多い気がします。

もちろん期待する品質のコンテンツが掲載されていて大いに満足することもありますが、多くの場合はどこかで読んだ事があるような薄い内容で、最後に「いかがでしたか?~~~~~したいものですね。」とか書かれていたりします。

小さいながらにウェブメディアを運営する身としては、この様なやり方は嫌いです。

これを続けていけば、ユーザーに見放されてウェブメディア全体の価値が低下するかもしれません。
薄い内容をSNSで拡散させることに社会的価値はあまり無いと考えています。

安易な方法に迎合しないために、タイトルをSNS向けに弄るのは今回は見送りました。

※タイトルの付け方は奥が深いものです。SNSと親和性の高いタイトルを付けるというのは、上述の誇張表現のみを指すものではありません。より良くSNSでPRできユーザーに価値を提供するタイトルの付け方も有ります。が、今のところ私にはそのノウハウが蓄積されていませんので今後勉強します。

3.チャンネルの量産は有効か?

PAK25_pctoiphonewokushi500

 

SNSからウェブサイトへの流入を考えるとき、運営者個人のSNSアカウントで拡散するのは限界があります。
SNSのアカウントは多くの場合その人の人間関係や人間性と紐付いているので(実名にしろ匿名にしろ)、自らシェアする宣伝行為は例えばSNS上の人間関係を削っていくことになります。

機械的にシェアされる宣伝のポストをみて、あなたと対話したいと思う人はあまりいないでしょう。

出来ればユーザーが主体的にシェアしてくれるのが理想ですが、最初はなかなかそうはいきません。

そこで有効なのは、サイトとしてSNSアカウントを持つことです。

http://sqool.net/

こちらのサイトも多数のSNSチャンネルを持っています。
ゲームタイトルごとにコーナーが分かれており、主要なコーナーはFacebook、Twitter、Google+のアカウントが有ります。

さて、ではチャンネルを多数持つことはSNSからの流入を考えた時に有効でしょうか?

私の所感ではこれはNoです。

皆様もすぐに思い当たると思いますが、「放置されているSNSのアカウント」というのが世の中にはたくさんあります。
大手の企業のものや、それなりに資金を使っているであろうソーシャルゲームのものなど。
なぜ「放置」が起きるのでしょうか?

それはSNSチャンネルの運用にはそれなりに手間がかかるからです。

取りあえず作ってみた→盛り上がらないので放置→さらし者

というケースが多いように思えます。

http://sqool.net/

では、少なくともアカウントが腐ってしまわないようにサイトと自動的に連携して関連の記事をポストする仕組みを入れていますが、これも限界があります。
機械的に投稿されるポストに対して人は感銘を受けにくく、その構造はSNSには向かないからです。
私のサイトは今後、量産したSNSチャンネルを価値化、或いは処分整理していくことが必要です。

人の手が入って丁寧に作られているSNSのタイムラインには好感を持ちますよね?

4.SNSは公共インフラでは無い

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SNSは公共インフラではありません。

水道やガスと違って、公的にその機能が担保保証されているものでは無いのです。
それぞれの企業がその利益を追求するために機能を開発し改良し付加し、そして世の中に提供しています。

だから、Facebookのページのリーチ率が!!!というようなことが起こります。

仕組みは必ず変わりますので、「テクニック」も必ず陳腐化します。
いいねを集めるテクニック、フォロワーを集めるテクニック、なども時として知っておいても良いのでしょうが、最も大切なのは冒頭で述べたように「閲覧しシェアする理由」をきちんと構築することです。

SEO(検索エンジン)もSNSも同じですが、彼らはウェブ上の優れたコンテンツを自分のプラットフォームにこそ集めたいと考えています。それが彼らにとっての品質の1つであり、「ここに来ると価値ある情報に触れることができる」という体験をユーザーに提供することで彼らは儲かるからです。

逆にスパム的に「いいね」や「フォロワー」を集めようとする行為を排除する仕組みも有ります。SEOもスパム的な手法は排除されますね。理由は運営元の彼らの利益にならないからです。
彼らに「このサイトがウチで露出していないのは損害だ」と思わせるようなコンテンツを組むのが恐らく本筋だと思います。

結局はSEOと同じですね。

5.効果的だった施策のご紹介

PPW_akaikasatonihonteien500

今回の取り組みでは色々な手法を試しました。全部を紹介するのは量が多くなりすぎるのでそれは別の機会として、今回は1つだけご紹介します。

SNSを通して海外に発信する/Facebook広告

Facebookには少額で広告を試せる良いシステムが有ります。
数百円から広告を出せますので、収益サイトを持っている方は是非試すと良いと思います。

しかし懸念もあります。
Facebookは日本では少し勢いが落ちてきている気がします。
広告でユーザーを呼んだ後は、ユーザーにシェア拡散してもらいたいのですが、その動きが鈍くなっています。

そこで今回は

http://sqool.net/tokyo-travel-guide-and-offline-city-map.html

この記事を使って実験をしてみました。

海外の英語圏にこの記事単体のFacebook広告を展開したのです。

結果はかなり良好でした。
英語が通じる物価が安い国に広告を出すことで、広告の平均単価を大きく下げることができます。
円安とはいえ世界的に見ると日本は物価の高い国です。
広告単価はその国の物価に基本的には連動するので、例えば東南アジア各国やアフリカなどに広告を出すのは、日本に出すのに比べてはるかに安い単価で出すことができます。

収益性を考えると話は少し複雑になりますので割愛しますが、サイトをSNSを通してPRするという意味では、英語圏にSNSを通じて広告発信するのは良い手法だと思います。
※アメリカなどは日本よりも広告単価が高いので注意。

広告で大事なのはキャッチコピーと写真です。

キャッチコピーはあまり検証しなかったので写真の結果だけお伝えしたいと思います。

今回の写真は「Pixabay – 無料の写真」さんから無料でダウンロードできるものだけを使いました。

効果が最も高かった写真は

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富士山でした。Tokyoとは直接関係ないのですが、やはり知名度でしょうか。純粋に写真としての美しさもありますね。

次に効果が高かったのは

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お城の写真です。これも日本をイメージしやすいのかも知れませんね。

3番目は

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お寿司でした。おいしそうな食べ物の価値は世界共通なのでしょう。

一方で

japanese-umbrellas-636870_1280 japan-343444_1280

これらの写真はあまり効果がありませんでした。

東京タワーはエッフェル塔のような求心力は無いのかも知れませんね。(日本人としては意外です)

6.まとめ&軌道修正

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海外向けに記事を書いて、Facebookで英語の広告を入れればいいんだよ!という事では無いので一応まとめ。

1.SNSからサイトへ流入させるのは結構難しいよ!最後はやっぱりコンテンツの質が大事だよ!

2.タイトルの誇張でサイトへ引っ張るのはあまり良くない手法だと加藤は思っているよ。

3.チャンネルの大量生産はお勧めでは無いよ!きちんと手を入れられる範囲でやるのが良いよ。

4.SNSは変わっていくから、表面的なテクニックだけを追いかけてもダメだよ。

5.SNSの広告を通して日本から海外に発信していくのは有効な手法だと思うよ。

ここまで書いていおいて何ですが、「やっぱりSNSでは戦わない」という選択もありだと思います。
中途半端に手を出してそれを見たユーザーをがっかりさせるくらいならやらない、という判断はアリです。
SNSマーケティングは結構手間が掛かりますので「小さくやってみて」から「そっと閉じる」か「大きく育てるか」を考えるようなスタンスが良いと思います。

長くなりましたが、参考になれば幸いです!


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