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こんにちは、SKYの加藤です。
今回は番外編です。
加藤が運営するサイトの中で最も大きなものはゲーム情報サイトですが、その関係で
「ゲームライターになりたいけどどうすればいいんですか?」
というようなことを稀に聞かれます。
答えは様々あると思うのですが、加藤なりに「こういうことが大事なんではないかな~」ということをいくつかご紹介しますので、ゲームライターになりたいな~と思っている方は参考にしてみてください。
※思いつくままに色々書きますので順番がぐちゃぐちゃになるかもしれません。項目のレイヤーもバラバラになるかもしれませんがご容赦くださいね。
1.最初の応募メールは超大事
ゲームライターになるには、一般的にはゲーム情報サイトのライター募集ページからメールを送ることから始まります。
この最初のメールは超大事です。
加藤のサイトにライター応募のメールが来たら当然加藤が見ますが、最初のメールを見て一緒にやっていけそうかどうかがかなりの程度判断できます。
よくある悪い例を紹介します。
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ライター希望です。
パズドラをやりたいと思っています。毎日パズドラをやっているので攻略法を書けると思います。
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え、こんなメール本当に来るの?と思う方も多いかも知れません。応募メールの半分くらいはこんな感じです。
これのどこが問題なの?と思った方は要注意。
このメールの最大の問題点は、あまりにも情報が無いこと。
ライターは文章を書くのが仕事なので、メールの文章はとても大切です。
最初のメールが良い感じのライターさんは、実際に稼働にたどり着くケースが多いと思います。
ウェブサイト側としては、以下のようなメールは「お、いいかも」と思います。
・「はじめまして」などの挨拶が冒頭にある
・「よろしくお願いします」などの締めの言葉が最後にある
※上の2つは加藤の場合は無くても大丈夫です。メディアの「固さ」によるかも知れませんね。書いておいて損は無いです。
・応募した動機がきちんと書いてある
・過去に執筆した記事が紹介されている(URL、添付ファイルなど)
※過去にライターとして稼働した実績が無くても大丈夫です。詳細は後述。
・文法に誤りが無い
・適切な言葉を使っている
※文章力は大事ですからね・・・高度な文章である必要はありません。普通の文章、で大丈夫。
2.ライター稼働経験の無い方は、ゲームブログ等で試してみるのがおすすめ
加藤のサイトではライター経験が無くてもそれは特に問題にしていません。
しかし、実際問題としてライター経験がある方と無い方とを比較すると、採用率や稼働の継続性においてかなり差が出ます。
原因は主に2つで、
「やっぱり書けない」「思っていたのと違う」
というものです。
「やっぱり書けない」というのは、書いてみたら基本的な文章力が無かった、というものです。
ゲームサイトを見ている分には書けそうだと思っても、実際に自分が書くとなると色々と難しい要素があることに気が付きます。
ライター経験が全く無い方は、自分が実際にそれなりの文章を書けるかどうか、自分でゲームブログを作って試してみると良いでしょう。
「思っていたのとは違う」というのは、「ライター稼働してみたら楽しくなかった」というものです。
ゲームを純粋に楽しむのと、記事にする前提で体験するのとでは、気持ちの面でかなり違います。
稼働が始まってから「ゲームが楽しくなくなってしまいました」というライターさんはかなり多いのです。
これもブログなどで試しておくことで、自分に適性があるかどうかある程度わかるでしょう。
ブログを書いておくとライター稼働が未経験でも、応募時に「執筆例」として示すことができます。
編集側からすればとても助かる話で、何のサンプルも無い人と比べると採用率が格段に上がります。(ブログの記事がある程度の品質という前提です)
ブログを作る場合は無料ものもで良いと思います。もしそれがうまくいったら独自ドメインに移行して収益化してもいいかもしれませんね。その場合はあなたがライターを募集する立場になるかもしれません。
3.ゲームが好きか 本当に好きか
ゲームサイトを運営している人なんてのははっきり言ってゲームおたくもいいところなんです。
加藤もできれば自分がゲームライターとして稼働したいくらいですが、サイトの構築やメンテナンスや収益化や代理店対応やSEOや数値分析やライターさんの管理業務や経理やなんやかんややらないといけないので(やむなく)ライターさんに記事をお願いしています。
ゲームライターはこのゲームおたくを満足させる記事を書かなければなりません。
稀に「ゲームで遊んで記事書けばお金になるんでしょう?」というノリでライター業を始めようとする人がいますが、天才的な文章力が無い限りはおすすめしません。
この人はゲームに詳しいな、攻略が分かりやすいな、このタイトルをやり込んでいるな、など何かが無いとわざわざお金を払って記事を買うことはメディアとしては無いのです。記事を見るユーザーもゲームファンであり、少なくともユーザーを納得させる記事であることが最低条件です。
ゲームそんなに好きではないけど、やってやれないことは無いでしょう~みたいなモチベーションでは多分難しいでしょう。
逆にゲームが好きな人であればゲームライターという仕事は楽しくて仕方がないみたいです。
4.ゲームメディアもいろいろある
ゲームメディアもいろいろあるので、応募する前に色々見ておくのがオススメです。
格式の高いところ、柔らかい論調のところ、データベース寄りのところ、文章メインのところ、などなど。
それぞれのメディアの方針に沿った記事が書けるかどうかも大事です。
長文を書くのは苦手だけど、解析は得意!という人は、データベース系の攻略サイトなど良いかも知れませんね。
或いは、新しいゲームを色々体験してみたい!という人は、ゲームレビュー系の紹介サイトなど良いと思います。
メディアとライターとの相性というのは間違いなくありますから、いろいろなメディアを見て自分に合いそうなところをターゲットにすると良いでしょう。
他にもいろいろありそうな気がしますが、この記事ではここまで。
ご参考に。